第五日目  境港


前日は、歩き回りました。
やはり、午後8時過ぎには、気絶するように寝ちゃっていましたが、この部屋、連泊すると、ちょっとは馴染んでくるようです。
しかし、この照明、何とかならんのかぁ、ちと、艶めかしすぎる。

ネッ、あんまりいい趣味とは、言えませんなぁ。
本当はこの日、直接、おいしいものを食べに境港へ行くつもりでしたが、また急遽、予定変更。
美保関まで足を延ばしました。
せっかく、大国主さんに会いに来たのだから、せめてご子息にも、ご挨拶申し上げようと。

 

これは、美保神社、松江から、一日2本しかないバスに、辛うじて飛び乗ることができました。
美保神社は、大国主の尊のご長男、一言主の尊が祀られています。一言主の尊の別名は、ご存じ、「戎さん」、全国各地の「恵比寿神社」の総本山です。
お土産に、お札が欲しかったという向きもありましょうけど、私、クリスチャンですからね、そんな声は、無視
ちょうど、この日に、お宮参りをする赤ちゃんがいましたけど、土曜日という事もあって、まだ人も少なく、境内は、とても静かでした。
わざわざ美保まで出てきたのは、この美保神社に来たかったと言うこともありましたけど、大山の写真を撮りたかったんです。
しかし、大山は雲に隠れて、写真は撮れず、諦めざるを得ませんでした。
12月を過ぎて、雪をかぶった頃が特にきれいだそうで、それまでに、宝くじでも中てておこうと・・・

この辺りの食堂では、やたら「わかめご飯」の看板が掲げてあり、ちょうどお昼時でもあり、早速食べてみたんですけど、何とも辛かった!
大阪特有の薄味になれていたせいか、ものすごく塩辛い。
3杯もお茶を飲む羽目になってしまいましたが、この地方では、これが普通なんでしょうねぇ。

午後1時のバスに乗ると、あとは一路、境港へ、
境港でおいしいものを食べる予定が、美保へ行った為仕方なしに取りやめ。
一人旅でよかった。
旦那でもついてきた日にゃ、百年後でも文句を言われそうです。

この境港という街、単なる漁村で他は何もないところですが、今、年間50万人ぐらいの観光客で賑わっているそうです。
その理由がここのキャラクター達です。
  

 

 

懐かしいでしょ、このキャラクターの並ぶ通りを「水木しげるロード」と呼ばれるようになり、この日も、沢山の観光客で賑わっていました。
特に、下の二体のキャラクター、写真を撮るのに、順番待ちをしなければならなかったんですよ。
だーれも写っていないですけど、カメラの反対側には、ずらりと人の列が連なっていると、想像して下さい。


郵便局も、しっかり便乗なさっておいででした。


 

これに乗って、米子まで、ちょっぴり照れくさいような、でも、嬉しいような、何とも複雑な気分でした。

米子からは、スーパー八雲で伯備線を岡山まで南下し、岡山からは、新幹線500系「のぞみ」で帰ってきました。
この間は、何とも慌ただしかったですけど、「新大阪」の、車内放送が入ると、どっと疲れが。
乗り換えた、市営地下鉄御堂筋線では、完全に死んでおりました。


しかし、本当に、20年ぶりの一人旅、前の一人旅では、ほとんどプロにお膳立てして貰っての旅でしたが、自分で予定を立てることの難しさ、そして、楽しさまでを充分に味わうことができました。
そしてまた、取材旅行という面もあり、その意味では、沢山の人からの援助を受けることもできました。
行くところ、行くところで、人のぬくもりを感じることのできる旅だったように、思います。


さて、今度はどこへ行こうか。


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