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「マジ???!!! ほんまかいな!」私の事を良く知ってる人達は、きっとそう言うだろうなぁ。。。。(笑)何をトチ狂ったか、我が親友は、私のためのメイクアップ体験を敢行したのであります。 昨日の疲れが残っていたせいか、私は大朝寝坊。 しかし友は、まるで私の母者人の如く、朝ご飯のセッティングをしてくれ、 朝シャンのためのタオルまで手渡してくれ… いやいや、私の実のオカンでさえ、ここまではしてくれんやろ。。。 友の住む部屋は、日系三世夫婦が住まいにしている家の半地下なのですが、 部屋の隣にはその家全体の暖房用にボイラー室が設けられ、スチームを通さなくても、 その部屋の熱気が入ってきて、十二分に暖かい。 私は日本から冬用のパジャマを持ち込みましたが、ベッドに潜り込む時に着たのは、Tシャツ一枚のみ。 毛布をはだけて眠っていても、ホント、風邪も引かないほどに暖かなんですよね。 シャワーを浴びて眠気を吹き飛ばすと、熱々のコーヒーとモチモチしたベーグルが、 テーブルの上で私を待ってくれている。 一見したところ簡単な食事なんだけど、このコーヒーはここでしか飲めない。 ベーグルも、日本のそれとは天地の差。 最高の贅沢を感じさせてくれる朝ご飯でした。 食事を済ませて一息つくと、二人して、マンハッタンは5番街めざしてGO!! この日は、ロングアイランド鉄道を利用し、途中で地下鉄に乗り換えて5番街まで出かけてきました。 目指す所は、「MACY`S」 ニューヨークでも指折りの老舗百貨店でもあり、32の州に450店舗を持つ、北米 No. 1 デパート。 歴史も古く、創業は1851年。 日本ではまだ、ちょんまげ頭がメジャーでいた時代。 こんなところで、メイクアップ教室を、それも個人指導してくれるって??!! 友はまるで、ビックリ仕掛けのプレゼントを用意しているような、謎めいた微笑を返すだけ。 広い、いや、広すぎるフロアを突っ切り、化粧品売り場にたどり着くと、 そこには押しも押されもせぬ、超高級ブランドの店が妍を競っている。 その中で飛びきり目立っていたのは、日本の某化粧品メーカーのショップ。 このデパートでは、どんな有名ブランドであっても売り上げを上げていないと、 良い場所や広い面積は貸して貰えないのだそうで、それを物語るように、 このショップでは沢山のお客が引きも切らず、スタッフの方々はその対応に追われているようでした。 友人は仲良くしているスタッフを見つけると、すぐに駆け寄り、ハグ&キスの挨拶。 二人がにこやかに話をしている最中に、そのショップのマネージャーがやってきて、 親しげに、尚かつ、友人にはかなり丁重な挨拶をしている模様。 何を言ってるのか分かんないって所が、私の弱みですな(汗)
顔つきから肌の様子まで、ジックリと観察されておりました。 私って、ホンマ、マジに化粧をするどころか、 肌の手入れさえチャランポランですからぁ。。。。 メイクに取りかかる前に、 まずはビッシリと生えすぎてる余分な眉毛を抜く作業から始める始末 (滝汗) この日、友人が私をこの店に連れ込んだのは、 世界的に有名だと言われるメイクアップアーティストであるトム・ペシュー氏が、 視察と指導のために来店する予定になっていたからだったそうです。 聞く所に拠ると、 この春の新色として全世界に発表されたファンデーションのほとんどは、 トム・ペシュー氏のデザインに拠るもので、 パンフやポスターに登場しているモデルさんのメイクアップも、 その方ご自身が手がけられたとか。 昨日の飛行機で、東洋の端っこからやって来たばかりの、 尚かつ、普段からろくに肌の手入れさえしていないヤカラが、 この店に、化粧をして貰いにやってきている。 しかも、そんなチンケな人物を連れ込んだのは、 このショップにとっての超上得意客。 こんなオモロイ話を小耳に挟んでしまっては、 有名アーティストも黙ってはおられまい(笑) 私のそばまでやって来られて、とりあえず挨拶は交わしたものの、 「珍客とゆっくりお話」は即座に断念された模様。 何しろ私、英語は全然できませんからぁ。。。<しつこい? でも、2ショの記念写真はいっぱい撮ってもらいました。 というか、その方と私が一緒にいる間、 店の内外のあちこちでフラッシュが焚かれ、 カメラのターゲットはほとんど我々二人。 この人って、私が知らないだけで、ホントは相当な有名人? いやはや、しかし、余りに珍しい事はしてはいけませぬ。 珍しい事をすると、雨が降る。 しかし、北国では雪が雨にとって代わり、ニューヨーク州全土はもちろんの事、 お隣のニュージャージー州やワシントン、マサチューセッツ州も含む、 アメリカ東海岸全域に、大雪警報が発令されましたとさ (;-_-A アセアセ アーティスト様の付きっきりの指導の元、 スタイリストさんの手に拠るメイクアップが約一時間後に終わると、 次は友人の番。 友人が流行最先端の化粧をして貰っている間、私は「MACY`S」の中を探検。 鏡を見ると、「これが私?」なんて思えるほどに顔つきが変わり、 しかも、1時間以上もかけて塗りたくったとは思えない程の、 自然なメイクで気分はルンルン。 友人のメイクも相当に時間が掛かると推察し、 私はこのデパートの最上階から順に探検する事にしました。 そして、いきなり珍しい物を発見。 ここのエスカレーター、木製やん!!!! 私も随分年は食ってるけど、木製のエスカレーターなんぞ、初めて見たぞ。 建物全体を見渡してみると、ここはかなり古い建物のようですが、このエスカレーターなどは、まるで動くアンティーク。 不慣れな土地でエスカレーターに乗る時は、 周りの人の動きに注意せねばならないのが第一条件と、私は考えております。 同じ日本国内でも、東京と大阪では、エスカレーターで停まって良い位置と、階段のように上っていく位置が違ってるわけで… 移動すべき側で立ち止まったりすると、後ろの人に迷惑を掛ける場合がある。 日本人の中には、その点に関しては、ろくに周りの様子も見ない横着な人が多いですけどねぇ。。。 ニューヨークの場合、エスカレーターで立ち止まって良い場所は右側らしい。 これって、大阪と同じだ! ニューヨークの街も、大都会の常で多くの人々が行き来してるけど、私にとってはとても歩きやすい。 だってね、歩く方向が大阪と一緒で、概ね左側通行なんだもん。 その点東京は人の流れが読みにくく、私にとっては、とても歩きにくい街なんですよねぇ。 私の「MACY`S」内の探検が終わった頃、友人のメイクも終了。 この頃はまだ、雨も雪も降ってない。 しかし警報が発令されていて、「できるだけ家から離れないように」、との注釈まで付いているとなれば、 早めに帰宅するに越した事はない。 ここの大雪って、そんなにエグイんか?(汗) 帰宅する前に、友人が行きつけにしているオーガニックの店に立ち寄ってみる。 店内の棚にはビッシリと、珍しい雑穀類が並んでいる。 私はブランド物には全く興味はないけど、これ系統の物には弱いのよ。 まるで条件反射のように(自爆)、日本では見た事のない、レンズ豆ミックスを買い物カゴに放り込み、 日本では高価なワイルドライス、モチ米の玄米等などをゲットしておりました。 カサは低いけど、どれもこれも重量級の物ばかり。<後日、とんでもなく苦労する事になりましたわよ。 そして、地下鉄に乗り込む段になり、さすがにニューヨーク? _( ̄▽ ̄)ノ彡☆ばんばん! 「メンテナンスのため、 終日エスカレーターが止まってます」 って出入り口が8つもある。 「どうぞ、他の出入り口を利用してください。」 って…、 こんな張り紙をされても困る人は多いだろうと思われ… |
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